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かゆいところに手が届く大人バレエ入門 最終回〜その3・実践編〜

こんにちは。椅子です。

今回は、前回の続きである、かゆいところに手が届く大人バレエ入門 〜その3・実践編〜について書いていきたいと思います。

今回で一旦最終回として区切りますが、またこの入門クラスまわりの記事を書きたいと思っています。

yeesuh.hatenablog.com

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いざ実践

さて、お教室も選んだ。着ていくレッスン着もOK!あとは実際にレッスンに参加するのみ。ドキドキしますよね…!

入門クラスの実際

自分がいくつか経験した入門クラス(90分の場合)から平均した内容は大体こんな感じ。

  1. ストレッチから始めます
  2. バーレッスン
  3. 最後はほんの少しセンターレッスンにもチャレンジ!
ストレッチ

基礎クラス以上になるとストレッチはなし。でも入門クラスでは一からストレッチを指導してもらえます。最初は体が硬い人でも、半年、1年と積み重ねていけば必ず少ずつ柔らかくなります。実際私も初めは全くできなかった前後開脚が、1年しないうちにできるようになりました。

バレエを入門から長く続けて基礎にステップアップするときに、ここで培うストレッチの知識はとっても大切になります。

ストレッチも、安全に指導していただけるので安心して参加することができます。

ストレッチをやって、体がほぐれてきたら、次はいよいよバーレッスンです。

呪文飛び交うレッスン

まずはご挨拶から始まります。

恐らく、「5番に入れて」と言われると思います。これは足のポジションです。

さらに「アン・バー、アン・ナヴァン、ア・ラ・スゴンド、アロンジェ、アン・オー」という呪文が続きます。

ホグワーツ来た????????

ってなりますけどとりあえず見よう見まねで大丈夫です!

これらはアームス(腕)、ポジションの名前なのですが、そのうち覚えます。

余裕があるならYouTubeとかで予習しておいてもいいかもしれません。

めちゃめちゃちあこさんの動画にはお世話になっています…!

最初の1ヶ月、私はバーが始まる前のあいさつでいっぱいいっぱいになるくらいの感じでした。

5番ポジションがとにかく難しい!*1

バレエのポジションを取りながらのご挨拶が終わったら、いよいよバーレッスンです。

バーレッスンの流れ

バーレッスンの流れは大体全世界共通で決まっています。

大抵の入門クラスはバーレッスンの時間が短いため、一部を省略することが多いようです。自分の受けている入門クラスは以下の流れで行われていました。

  1. ウォーミングアップ
  2. プリエ
  3. タンデュ
  4. ジュテ
  5. ロン・ド・ジャンブ
  6. フォンデュ(ないことも多い)
  7. フラッペ(ないことも多い)
  8. アダージオ(ないことも多い、代わりにリンバリングを行うことも。)
  9. グランバットマン
  10. リンバリング(ストレッチ)

先生によっては、タンデュ、ジュテを重点的に行うことも。

そして入門クラスとして特徴的なのは両手バー(バーを両手で持つ)が多い、ということです。

また呪文が一気に増えましたが、ちゃんとそのうち、この名前がこの動き、というふうに覚えていきます。最初は先生や周りのできる人を見て見よう見まねで大丈夫です。

こういう動画を見て予習してもいいかも!

先生からバーにつく(バーの前に行く)よう指示があると思います。

で、初めてでまだ動きの名前や動き方を覚えていない場合、バーの端っこにつかないほうが無難です。

なぜなら端っこにいると片手バー(バーを片手で持つ)の際に隣の人の振りを見よう見まねできなくなるからです。もちろん慣れてきたらどの位置にいようが見よう見まねせずにやれるようになった方がいいんですが、いきなり初回でこうなるとものすごくハードモードになるので、初回はお気をつけください…!先生によっては生徒さんの位置を入れ替えてくださったりもします。

必須アイテム

バーレッスンをやると分かるんですが、慣れていない人にとってはかなりハードです。タオルと水分!絶対必須です。

センターレッスン

センターレッスン*2がない入門クラスもありますが、いよいよバーを離れ、より踊りに近い実践的なレッスンとなります。

実際にバレエのステップやジャンプ、ターンなど先生によってこの部分のボリュームは変わってきます。バーレッスンでも出てきた動きもよく出てきます。

ちなみに私が受けていたレッスンではほとんどこのセンターレッスンはなく、バーレッスンまでで終了していました。

最後もご挨拶

最後も、最初と同じように5番ポジションでご挨拶をして終わります。

まとめ

何となく、入門レッスンの流れが分かったのではないでしょうか?

  • 入門クラスは大抵ストレッチを行う
  • ストレッチ後、ご挨拶をしてバーレッスン
  • バーレッスン後にセンターレッスン
  • ご挨拶をして終わり

もちろん、先生によって違いはありますが、概ねこんな流れだと思います。

はじめはついていくのに精一杯かもしれませんが、半年、1年と続けていくと絶対にどこかしら上達していきます。少なくともバレエを始める前は知らなかったポジションや動きを知っています。また、筋力はゆっくりとかもしれませんが、確実についていきます。

私の場合、ダンスやバレエを始める前は、自分の体についてじっくりと考えたり向き合ったりしたことはありませんでした。ですが、ダンスとバレエを始めて、そのような機会がかなり増えました。自分の体の癖や、ゆがみなど、知れば直す方向で努力できます。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

*1:今でも難しいです。

*2:センターレッスンのお作法として、自分が踊らないときはスタジオの両端で待つ、というものがあります。